都市の概況
    都市の密度
    都市の軸
    人の動き
    道路状況
まずはじめに、人口や店舗の分布から、おおまかな都市構造を見てみましょう。
居住人口や労働人口高齢者人口、
産業活動の従業員数などの密度の分布から都市の姿が見えてきます。
公共交通利用が便利な場所(公共交通利用圏)と人口や商業の配置の関係から、
都市構造が見えてきます。
都市間の移動量(トリップ)や移動時間など、
人の動きに関わる数値から都市の姿が見えてきます。
道路状況とは、道路の混雑状況、公共交通の分担率を表現するものです。

このサイトについて

個々の分野の統計データを地図の上で可視化する

今回福岡県では現状把握という観点から、人口、産業構造、就業構造、商業販売額といった
個々の分野の統計データの経年変化、通勤通学、買い物等における公共交通の利用状況など地図の上で可視化できるこのウエブサイトを公開しています。
今、少子化・人口減少が言われている中、地域をいかに元気にするか、地方創生が大きな課題となっています。
幸い、福岡県は、現在も人口が増え続けている数少ない県の一つですが、余力のある今こそしっかり対応と準備をしていきたいと考えています。
その為には、まず自分たちの地域がどういう状況なのか、その特徴や課題を把握することが大切です。



Google Earthの活用

これは、街づくりの主体である行政や地域住民等が、都市計画の検討に必要な都市構造の現状を把握するためのツールです。
関係諸機関の協力を得て構築されたもので、Google Maps API for Work および Google Earth が活用されています。
「行政や地域住民等が都市計画の検討を行う際には、国勢調査や商業統計といった統計データが必須です。
しかしこれら“数字の羅列”はわかりにくいものです。
そこで、これらのデータを地図上に 3D グラフなどで視覚化できないかと考えました。
従来であれば、 GIS(地理情報システム)が用いられます。
しかし、GIS はデータを直接取り扱うことが必要で、動作も遅く、高価という問題があります。
Google Maps、Google Earth を活用すれば、統計データと地図を一体化し、3D 表示まで実現することができます。」



これによって、私達県はもとより市町村や企業、地域住民の皆様が私たちの地域の特徴や課題を一目で認識することが可能となり、他の地域との比較も容易になります。
そこで次のステップは、これらを元に公共交通の充実、スーパーや病院などの適正な配置に向けた、具体的な施策を立案し展開することとなります。
それぞれの地域の実情にあった効率的な街つくりが期待できます。

expand_less
expand_less
send
close